この様な話の回答は、以前にも書きましたが、また相談が増えてきたので、また書かせていただきます。
まず同棲している物件が賃貸なのか分譲なのかによって対処方法は変わります。
1 分譲の場合
➀ 自分が購入した物件であれば、管理権に基づいて退去命令を出すことができます。
➁ 退去しない場合は、不退去になり警察対応することが可能です。
➂ 相手が直ちに退去できず、期日を指定した場合は賃貸借契約を締結し、退去予定日までの賃料を徴収することができます。
④ 賃貸借契約を結ばずに居住している場合は、トイレ、浴室、キッチン等の利用料金の発生する部分の使用を禁止することができます。
また、テレビ等の電化製品の使用も禁止することができ、相手の所有物件以外は使用できませんし、行動スペースを制限できます。
➄ 期日を守らなかった場合は、契約賃料以外に遅延損害金も請求できます。
2 賃貸の場合
➀ 分譲の場合と同様、退去を命ずることができます。
➁ 相手方の故意若しくは過失により物件に損害を与えた場合は、費用請求することができます。
➂ 直ちに退去できない場合は、退去日を指定し、指定日に退去できなくとも指定日を物件の賃貸借契約解除日であることを告知し、指定日以降には
不法占拠の状況になることを告知する。
④ 退去できない状態が継続するならば、自身が当該物件の契約解除をし退去し指定日以降は当事者と管理業者等の判断に委ねる。
➄ 相手方から退去費用の請求があっても支払うべき理由がないので、絶対に支払わない。
以上が、対処方法の一部になりますが、状態はその都度違いますので、この様な状態になった、なっている方は迷わずご相談ください。
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