東京都４０歳女性　　　出会い系で知り合った自称社長に１００万円単位のお金を貸したのですが返してくれませんが、どうしたら返済してもらえるでしょうか。

知り合った経緯が出会い系でも友人からの紹介であっても、金銭貸借は十分な用心が必要です。

その用心とは、相手方の信用性です。

通常、詐欺師は最初から貸借を要求してきません。

先ずは相手に自分を信用させることから始まりますので、言葉巧みに相手に近寄り、相手が安心したと見極めた時に、

会社の運転資金が足りなくなり、このままでは倒産してしまうので・・・

親が入院したが、入院費用が高額すぎて、〇〇〇円ほど足りないのだが・・・

今、これだけの現金はあるけど、この口座が税務署に差し押さえられていて、自由にできないので・・・

等と話しをしてきます。

詐欺師に共通するのは、あくまでも「元々の必要分は持っているけど、どうしても足りない」ということです。

この一言で、返済する意思、返済する能力があると見せかけて金員を引き出すのです。そうすることにより発覚を遅らせて行方をくらましたり、連絡が

遮断されてしまうのです。

また、返済意思、返済能力はあるように装って、〇月〇日には返済すると言いながら、その都度、理由をつけて引き延ばすのも詐欺に近いものがあります。

この様なことにならないようにするには、先ず他人には貸さないということですが、人の情に訴えてくることに負けてしまっていうことがよくありますから、

お金を貸す場合は

必ず借用証を作成する

ことです。

そして、その借用証には、必ず

貸与金額・返済期日・宛先・金利・遅延損害金・未払いの場合の措置・住所・氏名・生年月日・連絡先電話番号・強制執行認諾条項

を記入しておきましょう。

さらに、身分確認証として自動車運転免許証、源泉徴収票、住民票、戸籍謄本等を確認し、その写しを作成しておきましょう。

自分でとヴなんだろうと感じたら、迷わずご相談ください。

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