多い離婚理由

１位
男性:性格が合わない
女性:性格が合わない

２位
男性:異性関係
女性:暴力を振るう

３位
男性:家族親族と折り合いが悪い
女性:生活費を渡さない

４位
男性:異常性格
女性:精神的に虐待する

５位
男性:精神的に虐待する
女性:異性関係

６位
男性:浪費する
女性:浪費する

７位
男性:性的不調和
女性:家庭を捨てて省みない

８位
男性:同居に応じない
女性:異常性格

９位
男性:暴力を振るう
女性:酒を飲み過ぎる

１０位
男性:家庭を捨てて省みない
女性:性的不調和

２０１０年の司法統計によると，離婚の申立理由は男女ともに「性格が合わない」がダントツの１位です。
男性の６割，女性の４割が「性格の不一致」を理由に離婚しています。
そもそも生まれも育ちも違うわけですから，性格が違うのは当然。
自分とは違う部分も含め，相手に惹かれて結婚したのも事実。
ではなぜこんなにも「性格が合わない」ことを理由に離婚する夫婦が多いのでしょう。
他の異性と関係を持ったり，お金を浪費したり，相手に暴力を振るったことが原因で離婚するケースでも，社会的な体裁を気にして「性格の不一致」を理由にすることが多いのです。
また，決定的な理由がない場合も「性格の不一致」が理由とされます。
離婚する夫婦にとって，「性格の不一致」はとても便利な言葉なんですね。
「性格が合わない」ことだけが原因で離婚に至るケースは，見た目の数字よりも少ないと思われます。d